レポート
2019.04.30

瀬戸内に春を告げる魚 サワラ漁解禁で活気づく洲本

春を告げる魚として親しまれているサワラの漁が解禁され、兵庫県の淡路島で水揚げが始まっています。

産卵のため、この時期に外海から瀬戸内海に集まるサワラは魚へんに春と書くことから、瀬戸内に春を告げる魚として親しまれています。

淡路島の洲本市では、4月21日にサワラ漁の解禁を迎え、五色漁港では早朝から27隻の漁船が出航し、体長およそ1メートル、重さおよそ3キロのサワラを中心に1150本が水揚げされました。
なかには重さが8・7キロもある大物もあったということで、初日の水揚げとしては、例年よりもやや多めで豊漁だそうです。

身が柔らかくて脂乗りがよいサワラは、地元で「生サワラ丼」としても多くの店で提供され、地域の活性化の一翼を担っています。

サワラ漁は、9月の休漁期をはさんで、11月末まで行われます。

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