お知らせ
2021.01.27

「海報誌 Vol.8」

日本人の暮らしを支えている“海”。

そんな“海”に関する情報を発信する
不定期掲載「海報誌」 ※“海”の会報誌です。
第8回目は『海洋大異変-日本の魚食文化に迫る危機-』を読んで
改めて知る事ができた、海の現状について書かせていただきます。

世界中に広がる海の面積は約3億6000万平方キロメートル
地球の表面積の約70%に相当し、地球に存在する水の97%は海水です。
そして、日本は約3万種類以上の生物が生息している豊かな海に囲まれています。
メイン画像は「泳げ!みんなのお魚プロジェクト」で放映したCMの一部ですが
子供たちの思い描く海の生物も本当に多種多様ですね(@_@)

  1. 豊かな恵みを授け
    心の安らぎを与えてくれる“海”
  2. 子供たちが思い描く海
    日本には多種多様な魚が生息

しかし、いま日本の海に危機が訪れている事はご存じですか??
世界屈指の漁業生産量を誇り“水産大国”と呼ばれていますが…
1984年の1282万トンから2013年には479万トンまで減少、
さらに今も減少傾向が続いているんです。

その要因のひとつが海岸の埋め立て、川の堰や水門の建築です。
ハマグリ…1960年頃は年間3万トン、2006年には867トンまで減少。
ウナギ…1985年頃は年間4万トン、今では半分以下まで減少。
この様に人為的な環境破壊により、多くの生物が生きる場を失いました。

地球温暖化による生態系の変化も大きく関わっています。
サンマ…全体的に小ぶりになり、旬が秋から冬へと変化していく傾向。
サケ…高い水温が苦手なため日本の海域からは姿を消していく傾向。
この様に地球温暖化により、多くの生物の生態に影響が及んでいます。

最近では、海洋ごみの問題も深刻になってきています。
世界中で毎年800万トン以上のプラスチックごみが海に流出しているそうです。
このペースで増加した場合、2050年の海は魚よりプラスチックごみの方が多いと予測されています。

今回書かせていただいたのは、海に起きている問題のほんの一部です(>_<)
皆さんも『海洋大異変』を読み、海に行き、海で遊び、海洋ごみを拾い
海の現状を肌で感じてみてはいかがですか。
そして子供たちが思い描く様な、豊かな海の未来を守るため
私たちにできる事を考え、行動しましょう!!

実は、私が関わっている海の未来を作るプロジェクトが
もうすぐ淡路島の洲本市でスタートします!!
“海をまもる!”という想いを胸に、小さな町で小さな変化を起こし
いずれは全国的な取り組みになる事を目指しています。
このプロジェクトの情報も近々、海報誌で書かせていただきます。

TwitterInstagramにコメント待ってます!!
次回もお楽しみに~!(^^)!

#海と日本#日本財団
#海報誌#海洋大異変を読んで
#海の現状#私たちにできる事は?

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