神戸市は、再開発が進むウォーターフロントエリアについて、新たな遊歩道やイルミネーションなどを設置する15年先に向けた計画の概要を発表しました。
神戸市は、メリケンパークなどを含む中突堤周辺をはじめ、新港突堤などを神戸の新たな海の玄関口として将来構想を描き、再整備を進めてきました。
4月4日には、新港第二突堤にジーライオンアリーナなどを備えた新たなエリア「TOTTEI」が開業し、神戸空港国際化も追い風に、さらなる盛り上がりに期待がかかります。
こうした中、神戸市の久元市長は22日、2040年までに、中突堤周辺から京橋、そして新港突堤西の3つのエリアでさらに再開発を進める計画の概要を発表しました。
中突堤周辺には、ハーバーランドとメリケンパークをつなぐ海上デッキを整備し、回遊性の向上を図ります。
一方、新港突堤西は、海軍操練所だった歴史ある建物を活用し、港町の歩みを学べる施設などを設ける他、新たな商業施設も整備する予定です。
神戸市は、大学や企業と連携を図るとともに、民間投資も呼びかけながらまちづくりを進めていくとしています。