兵庫県内の子どもたちが、自分で調理した魚を通して海について学ぶ
「出前おさかな講習会」についてのアンケート結果が、 5月21日に神戸市内で発表されました。
神戸市兵庫区にある県立兵庫津ミュージアムで開かれた報告会には、
特別講師として立命館大学政策科学部・上原拓郎教授が出席しました。
「出前おさかな講習会」は、ひょうご豊かな海発信プロジェクト協議会が
2023年9月から12月にかけて実施したもので、 県内32の小中学校で約2000人の児童や生徒が参加。
子どもたちが実際に魚をさばくなどして、身近な海について考える機会を設けてきました。
アンケート結果では、講習会を受けた子どもたちから、
「瀬戸内海の豊かな海づくりについて貢献したい」という答えが多くあった他、
「瀬戸内海の魚介類を食べたい」や、「清掃活動に貢献したい」などの意見もあったということです。
また講習会後には、「瀬戸内海でとれた魚を食べた」と答えた子どもたちが増えたということで、
協議会は今後講習会の内容を精査し、豊かな海づくりに向けた取り組みを進めていきたいとしています。
※写真は、アンケート結果が発表された報告会の様子