海の豊かさや大切さを感じてもらおうと、明石市の海岸で、地元の園児たちがヒラメの稚魚を放流しました。
稚魚の放流には、明石市立二見こども園の園児およそ40人が参加。
園児たちは、ヒラメの生態について学んだ後、近くの海岸に移動して約200匹の稚魚を海へ放しました。
この取り組みは、「とる漁業から育てる漁業へ」を合言葉に、明石市漁業組合連合会と明石市が毎年行っているもので、2024年度は、5月から8月にかけヒラメやマダイなど合わせておよそ10万3000匹が放流されています。
明石市では、今後も海や魚に関心を持ってもらう機会を作っていくとしていて、6月20日には、市内の小学校で産卵用のたこつぼに絵付けをする授業が行われる予定です。