明石市では、水産資源の保護や豊かな海づくりを目指して、明石市漁業組合連合会と市が1967年から稚魚の放流の取り組みを行っています。
去年はヒラメやマダイ、メバルなどの稚魚、合わせておよそ9万4000匹を沿岸に放流しました。
今年も、子どもたちに魚への親しみや関心を持ってもらおうと、地元の幼稚園で出前授業が開かれ、授業でヒラメの生態について理解を深めた園児たちは、近くにある林崎海岸に移動。「大きくなあれ」と願いを込めて、ヒラメの稚魚を海に放流しました。
明石市は魚食の普及に向けて小学校で料理教室を開くなど、子どもたちに魚に興味を持ってもらう取り組みを続けていきたいとしています。