日本海の冬の味覚、ズワイガニのシーズン到来を前に、5つの府県が連携して魅力を発信する協議会が発足し、共通のキャッチコピーやロゴマークなどが発表されました。
11月6日に解禁されるズワイガニ漁を前に発足したのは、「日本海ズワイガニ五府県PR協議会」で、石川、福井、京都、兵庫、鳥取の5つの府県の漁業関係者や行政の担当者などで構成されます。
ズワイガニは、身が柔らかく甘みが強いのが特徴で、各地域がそれぞれブランド化に取り組んでいますが、魅力を広く知ってもらおうと、全国で初めて府県の垣根を超えて共同でPRします。
共通のキャッチコピーは、「日本海の蟹守人(かにもりびと)」、ロゴマークは5色のカニが内側を向き輪になっていて「同じ方向を向き、協力して資源の保護や消費の拡大を目指す」という思いが込められています。
協議会は漁の解禁日までに、各府県の漁業関係者のSNSでPR動画を発信する他、ズワイガニの特徴や食べ方、流通の取り組みなどをまとめたパンフレットを、市場や旅館などに配布するということです。