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2025.12.12

「淡路島3年とらふぐ」の水揚げがピーク

南あわじ市では冬の味覚、「淡路島3年とらふぐ」の水揚げが最盛期を迎えています。

南あわじ市の福良港からおよそ2キロ離れた沖合で養殖されているのは、フグの中でも最高級とされる「3年とらふぐ」です。

一般的なトラフグは2年間養殖し、800グラム程で出荷されるのに対し、南あわじ市の「3年とらふぐ」はもう1年長く育てられ体重が1・2キロから2キロ程になります。

また、鳴門海峡の激しい潮流で育てられることで身が引き締まり、白子も大きくなるのが特長です。

ことしは夏の猛暑で水温がなかなか下がらず生育が心配されましたが例年通り成長しているということです。

【福良漁業協同組合 前田若男組合長】

「てっちりやてっさ、から揚げがおいしい。3年とらふぐの大きいアラから出るだしがおいしいのでそのだしで雑炊を食べてほしい」

2025年3月末までに約12万匹の水揚げを見込んでいて、島内の旅館や京阪神などに出荷される他、インターネットでも購入できるということです。

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