車いすの人や身体に障害がある人も、海水浴が楽しめることを知ってもらおうと、兵庫県神戸市の須磨海岸で20日、水陸両用の車いすの使い方を学ぶ講習会が開かれました。
この講習会は、夏の海開きに向け、車いすを利用する人の海水浴をサポートするNPO法人「須磨ユニバーサルビーチプロジェクト」が2022年から開いています。
20日は17人が参加し、車いすの人も砂浜の上を進むことができる「ビーチマット」を60メートルほどつなげた後、水陸両用の車いす「ヒッポキャンプ」に乗り移動したり、海に入ったりする体験に挑戦しました。
(講習会の様子)
「タイヤ浮いてます」
「タイヤが浮いてても 1人は必ず後ろを持っておく」
(参加した人はー)
「声掛けとか水がきょう冷たかったので そういう時に、楽しくすることを次からもっとできたらいいなと思う」
「車いすの子たちだけではなく、小さな子どもやおじいさんやおばあさんとか弱者が誰でも海に遊べる環境をつくっていけるアイテムだと思った」
(NPO法人「須磨ユニバーサルビーチプロジェクト」木戸俊介理事長)
「サポートする方も違った喜びがあると感じる」
「一緒に入ることでそれぞれが何かを感じるきっかけになれば」
この講習会は、8月まで毎月開かれる予定です。