「世界津波の日」の11月5日、兵庫県洲本市で大規模な災害を想定した訓練が行われました。
この訓練は、大規模な災害が発生した際に迅速な対応を行うとともに、関係機関との連携を強化しようと、兵庫県警が毎年行っているもので、他府県の警察や、医療関係者、それに市民など合わせておよそ600人が参加しました。
訓練は洲本市内の6つの会場で行われ、このうち、防災訓練会場の洲本第三小学校では、地震の揺れを再現する車が用意され、子どもたちが体験した他、学生ボランティアたちが、倒壊した建物にはさまれた人を救助する講習を受けました。
この他の会場でも、ヘリコプターを使って溺れた人を救助する訓練などが実施され、参加した人たちは、大規模な災害に備えてそれぞれの役割や連携を確認していました。