日本財団が進める「海と日本プロジェクト」では、近年、問題化している海洋ごみなどを減らす一環として「海ごみゼロアワード」を開催。
海洋ごみ対策に関して、全国から優れたモデルとなるような取り組みを募集・選定し、深刻化する海洋ごみ対策の日本の取り組みを世界に発信します。
このシンポジウムは、環境省と日本財団が共同で実施。日本を中心とした海洋プラスチックごみ対策を行う企業・団体の優れた取り組みや学術研究の成果を紹介しました。
また、全国で行われた「海ごみゼロウィーク」の報告などが行われ、海洋ごみ問題の解決に向けた取組を国内外に発信しました。
アクション部門で環境大臣賞を受賞した県立神戸商業高校理科研究部は、学校の近くにある海岸に漂着する海洋ごみを回収し、外国製のペットボトルの表記データから漂流ルートを割り出すユニークな研究を行ってきました。
この受賞を機に活躍の輪が広がっていくことを期待します。