近年相次ぐノリの養殖網への乗り上げ事故を無くそうと、兵庫県の神戸海上保安部などが注意を呼び掛けるためパトロールを行いました。
この取り組みはノリの養殖漁場が設置され、生産が本格化する時期に合わせて、神戸海上保安部などが行っているもので、11月29日は大阪湾などでプレジャーボートの釣り客に対しリーフレットを配るなどして注意を呼び掛けました。
神戸海上保安部管内では、2015年からの4年間で、25件の乗り上げ事故が発生。
事故をすると漁場から抜け出せない事態に陥ってしまうだけでなく、漁業者にも大きな被害を与えるということです。
神戸海上保安部はノリの養殖漁場の周りには、網を固定するために多くのロープが張られているとして、海面上からは見えなくても近づかないよう呼び掛けています。
ひとこと
海でのレジャーや釣り、漁を行うにしてもその環境を整えることが1番なのだと感じました。海の事を1番に考える多くの人の関わり合いで海の安全、食の安定が保たれているのだなと思います。