兵庫県香美町の特産「ベニズワイガニ」の漁解禁を祝う「香住ガニまつり」が3年ぶりに開かれました。
香美町の香住漁港で開かれたこの祭りは今月1日に漁が解禁されたベニズワイガニ=地元では「香住ガニ」と呼ばれるカニをPRしようと開催されたものです。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止が続き、3年ぶりの開催となった今回は遠方からカニを買い求めに訪れる人の姿も見られました。
京都から来た人は「香住ガニはおいしい。いつもいいカニなので買いたいなと思って来た」「カニ酢につけて食べたり雑炊にしたりして食べる」と話していました。
新型コロナ対策のため会場内では飲食が禁止となりましたが、ボイルされたベニズワイガニがくじ引きで格安販売されるなど会場はにぎやかな雰囲気に包まれていました。
【香美町香住観光協会 浜田義夫会長】
「感無量です。予想以上のお客さんがたくさん来られた。カニにはたくさんの魅力があるんだなと思った。香住はおいしいものがあり、中でもカニは絶品です」
日本海では11月6日にマツバガニも解禁され、秋の観光シーズンが本格化します。