兵庫県内の農林水産物を展示・販売する兵庫県民農林漁業祭が開かれ、福島県の水産物を応援するブースも出店されました。
県立明石公園の千畳芝で開かれたこのイベントは、県内各地の「食」や農林水産業の魅力を発信しようと始まったもので、2023年で44回目を迎えます。
会場には、産地直送の野菜や果物、水産物などを扱う72のブースが並びました。
新型コロナの影響で禁止されていた、会場内での飲食なども今回から解禁され、買ったばかりの秋の味覚を楽しむ人もいました。
2023年は原発の処理水を巡り、風評被害が懸念されている福島県の水産物を応援しようとブースが設けられ、福島県産のカツオやサンマの加工品なども販売されました。
また、兵庫県の料理人が福島県産の魚を使って調理した商品も並びます。
福島県大阪事務所の担当者は-「輸出に関する水産物では影響は出ていますが、頑張ってねとか応援していますとか沢山いただいているので、われわれも心強いです」
このイベントは10月15日も開催されます。