山陰海岸ジオパークの海辺で暮らす生き物を調査する「磯の生物の観察会」が兵庫県香美町の今子浦海岸で行われました。
このイベントは山陰海岸ジオパークの海辺で暮らす生き物を調査するとともに夏休みの子どもたちに自然に親しんでもらおうと香美町などが企画したもので、観察会に先立って行われたセミナーでは、県立人と自然の博物館の研究員が「魚のDNA」をテーマに講義を行いました。
セミナーのあと参加者は、「千畳敷」と呼ばれる平らな岩が広がる今子浦海岸に移動し、生物の調査を行いました。
参加者たちは網やバケツを持って生き物を捕まえたり海藻を観察するなどして磯の生態系を学んでいました。
香美町と人と自然の博物館は今後も今子浦海岸の生態系について調査を続けていきたいとしています。