津波の情報を視覚で伝える「津波フラッグ」が兵庫県内で初めてたつの市の海水浴場に導入されました。
たつの市の海水浴場「新舞子浜」に兵庫県内で初めて導入されたのは津波の情報を視覚で伝える「津波フラッグ」です。
「津波フラッグ」は聴覚障害者や波の音でサイレンを聞き取りにくい海水浴客の命を守ろうと東日本大震災の経験を踏まえ、気象庁が去年6月に運用を開始しました。
フラッグのデザインは赤と白の格子柄で警報などが発令されれば、旗を振ったり掲げたりして避難を呼び掛けます。
南海トラフ巨大地震が発生した場合、たつの市には最大2.3メートルの津波が到達するとされ、担当者は、いざという時に備えたいとしています。