兵庫県明石市の海岸で2021年7月、水上バイクが遊泳者の近くで危険な運転をした問題で水難救助の関係団体などが12日、安全運転の体験講習会を開きました。
会場となった明石市の林崎・松江海岸のマリーナには、明石市の泉市長が訪れ、講習の参加者らに挨拶しました。
明石市の海岸では2021年7月、水上バイクが遊泳者の近くで危険な運転をし、運転していた男性が殺人未遂容疑で書類送検されたほか、明石市は2月、危険行為に罰則を定めた条例を制定しました。
講習会を主催したのは、小型の水難救助艇の操縦士を養成する団体で、初日の12日は海上での水上バイクの乗り降りや、設置したブイの周囲を旋回するなどの実技講習が行われました。
主催者は今後、明石市や海上保安庁、地元の漁連などと協力し、官民一体となって明石の海の安全性向上に繋げていきたいとしています。