朝来市の中学校では、学校近くの川に専門家を招いて、国の特別天然記念物・オオサンショウウオの生態を学びました。
この授業は、オオサンショウウオが生息する朝来市の豊かな自然にふれてもらおうと企画され、生野中学校の2年生14人が参加。市内でオオサンショウウオの管理研究を行っている「日本ハンザキ研究所」の岡田純理事長が講師を務めました。
生徒たちはまず、学校の前を流れる市川に入り、網で捕まえた水生昆虫や魚を観察しました。その後、網にかかったオオサンショウウオの体の計測などを手伝ったり、個体識別用のマイクロチップを注射器で埋め込む作業を見学しました。
朝来市では、6月18日から「日本オオサンショウウオの会朝来大会」が開かれ、生野中学校の3年生も発表を行います。