明治から令和にかけて4代続けて天皇陛下に献上されてきた淡路島のタイを使ったご当地グルメの発表会が、8日、南あわじ市で開かれました。
南あわじ市の吉備国際大学に島内の飲食店やホテルのシェフらが集まり、地元で獲れるマダイのおいしさや食べ方をPRしようとライスバーガーや鯛めしなどマダイを使った料理がお披露目されました。
淡路島のマダイは潮の流れが速い明石海峡、鳴門海峡、紀淡海峡で育つため身が引き締まっていると評判で、明治から令和まで4代に渡り天皇陛下に献上されています。
しかし、近隣の明石ダイや鳴門ダイに比べ、知名度は高くありませんでした。 お披露目会では、ブランド名として「淡路島えびす鯛」の襲名も発表され、淡路島の新しい特産品がPRされました。
「淡路島えびす鯛」を使った料理は、島内の飲食店や宿泊施設など50カ所で楽しめるということです。