兵庫県神戸市の「神戸海洋博物館」では、瓶の中に船の模型を詰めたボトルシップを集めた企画展が開かれています。
19世紀に盛んに行われていた捕鯨の1シーン。帆船の隣で闘うクジラと漁師の躍動感がこと細かに表現されています。
神戸市中央区の「神戸海洋博物館」では、洋酒などの瓶の中に船の模型を組み立てた「ボトルシップ」を集めた企画展が開かれています。
「ボトルシップ」は、19世紀初頭に船乗りが飲み干した酒瓶と手近な材料で作り始め、日本には大正時代に伝わったと言われています。
どの作品も、緻密に組みられているのが分かりますが、中には、ラムネの瓶にビー玉を残したまま船を組み立てた作品も。
会場では、細かい細工までじっくりと眺めることができ、小さな瓶の中で広がる大航海の世界を紹介しています。
この企画展は7月17日まで開かれています。