遠浅化や階段護岸の工事が完成し、より海と親しみやすくなった神戸・須磨海岸でにぎやかに開催された浜開きイベント「須磨ビーチフェスタ」をリポートしました。
シーズン中70万人を越える海水浴客でにぎわう須磨海岸。誰もが安全、安心に利用できる海水浴場を目指し2015年からリニューアル工事が行われています。このたび全体の4分の1にあたるJR須磨駅前の東西400メートルのエリアが完成。その生まれ変わった姿をお披露目するイベントとして「須磨ビーチフェスタ2017」が開かれました。階段状に整備された遊歩道は護岸として高潮や津波から守ってくれます。また、砂浜は波打ち際までの奥行きが約80mに広がりました。広くなった砂浜では、様々なスポーツやイベントが行われました。小さな子供でも海水浴が楽しめるよう遠浅化も図られ波打ち際から水深2mに達するまでの距離は70mになりました。遠浅化のための砂は主に県内の砂を使用し生態系や環境への配慮をしています。
神戸市では、須磨海岸のリニューアル工事を 今後東へと進めていく予定です。
2017年6月12日(月)放送しました。