海の生物の産卵場所となるアマモの群生地・藻場。その藻場を増やしていこうと活動する「アマモ種子バンク」が明石の江井ヶ島海岸で行った活動を松浦アナがリポート。
NPO法人「アマモ種子バンク」の主催する地引網体験に参加しました。80m沖合いにしかけた地引網を引きます。二手に分かれ引き寄せていきます。網の中には、たくさんの海藻とともに小魚や小さなえびなど色々な生き物がかかり子供たちは大喜び。神戸市立須磨水族園の園長が子供たちのとれた生き物について丁寧に教えます。
小魚がたくさんかかっていたのは、沖合いに海藻「アマモ」がたくさん生えているからです。アマモは、小さな魚の育つ場所となる事から、「海のゆりかご」ともよばれています。
江井ヶ島海岸ではNPO法人「アマモ種子バンク」の皆さんが種を集めて発芽させ、苗を再び海に戻す活動を行っています。今後もアマモ場を保全・再生するという活動を通じて、かけがえのない海の大切さや魅力を伝えていきたいという事です。
2017年6月26日(月)放送しました。