日本を代表する豪華客船「ぱしふぃっく・びいなす」が2023年1月で引退するのを前に12月27日、客を乗せて最後の航海に出発しました。
午後4時半、神戸港では、「ぱしふぃっく・びいなす」のお見送りイベントが開かれ、多くのファンが別れを惜しみました。
1998年に就航した「ぱしふぃっく・びいなす」は高級ホテルのような客室にシアターやプールなどを備える日本を代表する客船で多くの人々に豪華な船旅を提供してきました。
また、神戸港に最も多く寄港した船としても知られ、その数はおよそ680回におよびます。
新型コロナの影響で度々、運航休止に追い込まれ、2022年3月に本格再開しましたが、コロナ前の水準まで客足が戻らず、やむなく引退となりました。
最後のクルーズは奄美大島や石垣島、沖縄本島を周り2023年1月4日に神戸港に戻ってくるということです。