障害の有無に関わらず旅行が楽しめることを知ってもらおうと、豊岡市で「ユニバーサルツーリズム」の体験会が行われました。
この体験会は、ヘルパーの手を借りたり、道具を使用したりしながら身体的な障害がある人でも健常者と変わらず海のレジャーを楽しんでもらおうと企画されたものです。
今回の参加者は3人で、いずれも普段は車いすを使って移動します。
まずは、水中でも使える車いすに乗り換え、砂浜を散歩したり、水の中に入ったりしながら、少しずつ、海に慣れていきます。
そして、いよいよカヌーに乗船し、インストラクターと呼吸を合わせてパドルをこぐなど、豊岡市の自然を全身で感じていました。
主催するNPO法人は、今後も但馬地域のユニバーサルツーリズムの魅力を発信していきたいということです。
ひとこと
老若男女、様々な楽しみ方がある海のレジャー。しかし、体に障害を抱える方にとっては不安が大きかったと思う。今回の体験会で少しでもその不安が消え、海でのレジャーを楽しいと思う人が増えればと思った。