兵庫県香美町の今子浦(いまごうら)海水浴場でこのほど、カエルそっくりの岩に願い事をする恒例の「かえる島(じま)絵馬祈願」が行われました。
香美町香住(かすみ)の今子浦海水浴場沖合にある巨大な岩は、形がカエルに見えることから「かえる島(じま)」と呼ばれています。
かつて北前船で航海に出た人たちが無事に「帰る」ことを祈ったという言い伝えから、地元では観光客にも無事に帰ってもらおうと絵馬を奉納する祈願祭をこの時期に行っています。
コロナ禍で過去2年は関係者だけでの開催となりましたが、2022年は3年ぶりに観光客も参加。 この1年間に奉納された絵馬を焼いてコロナ感染の収束を願った後、子どもたちが願い事を書いた絵馬を柱に奉納しました。
この日は、番号を書いた石を砂浜で探す「宝探し大会」も行われ、訪れた家族連れは海辺の一日を楽しんでいました。