相生市では、伝統の手こぎ船で競漕する「ペーロン祭」が、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに開かれました。
勇ましい太鼓と銅鑼に合わせて勢いよく船が進みます。
相生市で開かれた「ペーロン祭」は、播州地方に夏の訪れを告げる伝統行事です。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3年ぶりの開催となったことしは、長崎からペーロンが伝わってから100周年の記念の年でもあり、県内外から39チームが参加しました。
参加者たちは、1つの船につき32人が乗り込み、それぞれのスピードを競いました。
夏を感じさせるような暑さのもと、参加者たちは、水しぶきを浴びながら3年分の思いを込めて船をこいでいました。