人と会話ができるマゼランペンギン、今、須磨海浜水族園で大変な話題になっているそうです。
話題のペンギン夫婦がいるのはスマスイのペンギン館です。
一緒におしゃべりしてくれるペンギンがいるんですが、それがこちら。
「俺の名前はアレハンドロゴンザレス、アレハンドロと呼んでくれ」
「私はアンジェリーナ」
とっても賢いペンギン夫婦、正体はぬいぐるみです。
テキーラ大好きマゼランペンギンのオスノアレハンドロと、
アルゼンチンタンゴが得意なメスのアンジェリーナ。
2体は神戸のIT企業とスマスイが開発したITペンギンです。
「何かペンギンについて聞きたいことはあるかい?」
「何歳ですか?」
「俺もアンジーも15歳だぜ 夫婦になって…」
答えるまでにやや時間がかかるのはご愛嬌です。
会話の相手は小学2年生くらいを想定していてペンギンの生態や食べ物などについて自動音声で応えます。
過去にスマスイに寄せられた約8500の質問と飼育の回答をもとに100通り以上の質問に回答することができます。
「ペンギンって空飛べるの?」
「翼が細すぎて飛べないよ デブじゃないよ」
「普段、ペンギンの疑問とかお客様がもたれた時にどうしても飼育員と会える機会が少ないのでこのAIを通してペンギンの知識をもっと深めていただければという思いで今回はAIを導入してみました」(須磨海浜水族園 棟近さん)
「なんで体の色は白と黒なの?」
「なんで答えてくれないの?」
AIペンギンはまだまだ勉強中で、6月23日までの試験運用中ですが、もっと上手に会話ができるようになって返ってくるかもしれません。