季節の変わり目とされる半夏生に合わせて、明石市では名産のタコを食べて夏バテを防いでもらおうと、明石ダコの天ぷらが振る舞われました。
一年で最も昼が長い夏至から数えて11日目にあたる、きょうからの5日間は、季節の変わり目とされる「半夏生」。
関西では豊漁や豊作を祈ってタコを食べる風習があり、JR明石駅前では夏バテ防止にタウリンを豊富に含む明石ダコの天ぷらが振る舞われました。
明石市では、先月29日から「明石半夏生たこまつり」が開かれていて、47の店舗で明石ダコにちなんだ限定商品のケーキや、明石焼きなどの定番メニューが提供されています。
明石市によりますと、平年1000トンほど取れるマダコは去年、漁獲量が318トンと不漁に見舞われましたが、ことしは本格的なシーズンの7、8月を前に、出だしは上々だということです。