民営化で建て替えが決まっている神戸市の須磨海浜水族園について、新しくなる施設の計画案が公表されました。
1957年に開業し、1987年に今の施設に建て替えられた神戸市立須磨海浜水族園は、老朽化が進んでいました。そのため、民間事業者が周囲の須磨海浜公園を合わせたエリア全体を再整備する完全民営化が決まっていて、12日、事業者に選ばれたサンケイビルや阪神電鉄などで構成する団体の計画案が公表されました。
計画案によりますと、水族館は西日本で唯一のシャチが見られるオルカスタディアムとイルカスタディアム、そしてアクアライブの3棟で構成。想定される料金は高校生以上は3100円などとなっていて、現在のおよそ2倍となる年間200万人の集客を見込んでいます。
水族館の隣には全室オーシャンビューの7階建て80室のホテルも。 敷地内にはイルカと触れ合えるドルフィンラグーンが設けられます。 ほかにも公園内にはレストランやカフェ、子ども向けの遊び場などのにぎわい施設が整備されることになっています。
「新スマスイ」は、2024年3月のオープンを目指しています。