レポート
2019.07.17

【特集】ビーチサンダル~トレンドから世界初の元祖ビーチサンダルまで

まもなく、夏到来!水しぶき、はじける海に、飛び込むサマー!!そんな季節に欠かせないのが、「ビーチサンダル」です。この「夏の必須アイテム」と兵庫県には、深いかかわりが!? 今回は、「ビーサン」のトレンドをまるっと紹介します。

まずやってきたのは、三宮にある神戸ロフト、3階バラエティ雑貨のフロアです。

ビーサン、ビーサン、ビー・・・サンテレビグッズのすぐそばに、ビーチサンダルの売り場はあります。

「当店のビーチサンダルでは、こちらのブランドともう一種類、こちらのブランドを取り揃えています。神戸ロフトより、いま注目のビーチサンダルをご紹介したいと思います」(神戸ロフト髙橋さん)

神戸ロフト

神戸ロフト厳選、デザインと機能性を重視した2つのブランドから、最新のトレンドを売り場担当の高橋さんに聞きました。キーワードは・・・「普段履いていて楽なもの」

「最近のトレンドは履き心地を重視する人が多いです。こちらの反発力、とても柔軟性があるので足にフィットして疲れにくいと話題です」「続いて注目してほしいのは、ストラップの太さです。従来のものより太くなっているので、歩いている途中でも足にフィットする感覚がダントツでちがいます」(髙橋さん)

いまや「ビーチサンダルは、ビーチだけで履くものではない」というのです。

「こちら見ていただいてわかるとおり、柄が入っていたりいろいろなカラフルな種類取り揃えていますので最近ですとビーチサンダルをおしゃれ着用として履くお客様が多いので、こういったバリエーションがとても人気でございます」(髙橋さん)

令和のビーチサンダルはお洒落アイテム。つまり、ファッションの一部となっているのです。高級感があって、ビーサンとしては価格がやや高めのものも人気なのだとか。「私、この白とブラウンのココナッツカラーが夏らしくていいなと思います」(髙橋さん)

高橋さんのオススメは、好みの色のビーサンと、浮き輪をはじめとしたサマーグッズのトータルコーディネート。これであなたの夏もカラフルに彩られるかも!

トータルコーディネート

「今年もビーチサンダルのほかにもたくさんのサマーグッズ取り揃えていますのでぜひお越しくださいませ」(髙橋さん)

続いてやってきたのは、明石市にある「内外ゴム」の本社工場。なぜ、この会社を訪ねたかというと・・・「弊社が世界で初めてビーチサンダルを作った会社なんです」(内外ゴム 廣岡さん)

 

内外ゴム

内外ゴムは、自動車のタイヤチューブやソフトボールの製造で全国的に知られる会社。ビーチサンダルは、本社が神戸市長田区にあった1952年に誕生しました。創業当時「約65年前にアメリカ人の工業デザイナーであるレイ・パスティン氏が来日して何か日本のものでアメリカに持ち帰って売れるものはないかと探したときに目を付けたのが日本人が履いていた草履なんですね」

「ゴム製の草履を作ろうと思ってそれが初めてのビーチサンダルの始まりです」(廣岡さん)

ビーチサンダルの始まり

パスティン氏と協力し、世界初のビーチサンダルをこの世に送り出した内外ゴム。その後、日本人向けに改良した「ブルーダイヤ」は、発売から64年、形や天然ゴムを使った製法をほぼ変えていませんが、今も多くの人に愛されています。

今も変わらず

とはいえ、何も変えてこなかったというわけではありません。時代の移り変わりにあわせて、販売は主にインターネットで。そして、

「一番の特徴はオーダーメイド。お客様の好きな色で作れる」( 廣岡さん)

組み合わせは100通り以上。底の部分となるソールと鼻緒の色を自由に選べるようにしました。

「すでに色が組み合わさっているものよりも、自分の好きな服だとか着たい服に合わせた色が自分で選べるというのは非常にファッションの観点から使いやすいという言葉をいただいて」

さらに、もうひとつ。「好きな文字で印字できます」(内外ゴム 廣岡さん)

500円(税別)追加することで、さらにオリジナリティーあふれるビーサンに。ちなみに、最近人気の色は・・・

「今年のおすすめでいうと、街に履いていかれるのでしたら、落ち着いた色の黒・白。ビーチに履いていかれるのなら、明るめの黄色・グリーンという色がおすすめです」「色の組み合わせが自由なビーチサンダルです。世界で初めてのビーチサンダルでこの夏を楽しんでください」(内外ゴム 廣岡さん)

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