レポート
2019.07.19

【特集】金魚にメダカ 観賞魚の魅力にせまる!

最初に観賞魚の魅力をたっぷり語って頂くのは・・・!
「上田観魚園の店主の上田です。これから金魚についてご紹介します。」

ueda

金魚が大好きな上田さんが経営する「上田観魚園(かんぎょえん)」は、2004年に開園した金魚専門店です。

「金魚はですね、赤色のフナ、ひぶなというのが中国で作られ、それが室町時代くらいに日本に入り、日本では江戸時代から、養殖が行われたといわれています」(上田さん)

コメット

現在、金魚の種類は100種類以上!こちらお店では、赤い目を持つコメット 「アルビノコメット」や体がまるまるとかわいらしい「ピンポンパール」など、およそ50種類の金魚が元気に泳いでいます。

ピンポンパ―ル

「これは真っ白な水泡眼(すいほうがん)という種類なんです。中でも尾びれが短いタイプですね」水泡眼

特徴は、なんといっても目の下でゆらゆらとゆれるほっぺたのような、水泡。この中にはリンパ液が入っていて、大きさは個体によって異なります。

また、上田さんのお店にしか居ない、金魚がいるとのこと・・・

「こちらが私と宇野ランチュウ愛好家の知人とで10年かけて固定化した逸姫らんちゅうという当店にしかいない姫路発の新種の地金魚です」「ここが透明鱗で、こちらが網目透明鱗、これが特徴です。赤白の場合色彩がはっきりしてるんで、とても鮮やかに見えます」

らんちゅう

透きとおった鱗と、網目模様に見えるきめ細かな鱗、そして赤の濃さや白地のきれいさ、成長すると大きく発達する頭が逸姫らんちゅうの特徴。値段は1匹数千円から最大30万円程度まで形や柄によって様々です。この新しい品種の誕生には10年もの歳月がかかりました。

「10年で一応固定化できたっていうのはまだ早いほうで。もっと20年もかかって、固定化されている方もいらっしゃいますし、ひとつの種類、品種をあげるというのは苦労することなんで。私にとってはこの逸姫らんちゅうは、大切な宝」

これからも逸姫らんちゅうを進化させていくのが上田さんの目標です。

次に訪ねたのは加古川市です。
めだか屋忠兵衛は、その名の通り、「めだか」の専門店。

めだか屋

たくさんの人にメダカのことを知ってもらいたいとの思いで6月オープンしました。現在改良されたメダカはおよそ200から300の品種があると言われています。
お店ではそのうちおよそ30種類を扱っており独自で品種改良の研究なども行っています。

「こちらがおすすめのオロチです。白い容器に入れても黒がうすれないっていうのが一番の特徴です」(店長北本さん)

オロチ

「こちらが黒ラメ幹之(みゆき)です。背中一面にラメがはいっているのが一番の特徴です。虹色のラメがとてもきれいだと思います」

ミユキ

現在改良されたメダカはおよそ200から300の品種があると言われています。お店ではそのうちおよそ30種類を扱っていて、独自で品種改良の研究なども行っています。濃い紅色が特徴の「紅忠(べにちゅう)」は、お店オリジナルの品種です。

この他、オリジナルの餌や手作りのタモなどの販売、そして・・・・1回500円で、金魚すくい、ならぬ、めだかすくいが!子どもから大人まで楽しめるお店です。

メダカすくい

「色んな種類のメダカかがいるので、それに1匹1匹固体がぜんぜん違うので楽しいと思います。もっといっぱい種類を増やしたいですね」(店長北本さん)

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