兵庫県明石市の食品加工会社が海峡の町・明石ならではのユニークな食べものを開発しました!
その見た目は小ぶりの「たい焼き」です。
しかし、中に入っているのはアンコではなく明石ダコに天かす、そして紅ショウガと「たこ焼き」そのもの。
そうです。これぞ名付けて「たい焼きたこ焼き」!
この「たい焼きたこ焼き」は食品加工会社・明石蛸仙人(あかしたこせんにん)が2年間の構想を経てことし5月に完成させたものです。
この会社では「タコの柔らか煮」や「鯛めしのおにぎり」など、明石の海の幸を生かした食品を作っていますが、若い世代を引き付ける商品としてインスタ映えがするこの「たい焼きたこ焼き」を開発しました。
ミニたい焼きの鉄板で作るのですが、苦労したのは生地作り。
生地は小麦粉とコーンスターチに出汁を加えるのですが、ウロコや目が形としてきれいに出た上で、たこ焼きとして味をおいしくするために87回もの試作を経て完成にこぎつけました。
8月25日に明石浦漁協が主催したイベント「明石浦魚(うお)祭り」で初めて販売が行われ、小さなたい焼きにソースをかける珍しい見た目が人気を集めていました。
この「たい焼きたこ焼き」は6匹400円の価格で、10月19日と20日に明石公園で開かれる「兵庫県民農林漁業祭」で販売されるほか、今後は冷凍食品として通信販売も行われる予定です。