冬の「3年とらふぐ」夏の「はも」に続く、淡路島の新たな「ご当地グルメ」が報道陣に発表され、試食会が行われました。
新しいご当地ブランドとしてお披露目になったのが「淡路島サクラマス」。川で育ったヤマメが海で成長し銀色に変化、桜の咲く季節に最盛期を迎えることから「サクラマス」と呼ばれています。
南あわじ市では、2年前から福良港の沖合で養殖を行っていて、鳴門海峡の豊富な栄養分と激しい潮流の中で育つため身が引き締まり、脂がのってうま味が強いのが特徴だということです。この「淡路島サクラマス」を淡路島の新たなご当地グルメとしてPRしようと、地元の宿泊施設や飲食店がさまざまにアレンジ、13種類の丼としゃぶしゃぶで食べる10の鍋が誕生しました。
サクラマスに淡路ビーフ、タマネギなどが乗った「島育ち春色丼」は、とろっと口の中で溶ける刺身と炙りの2種類が使われています。
そしてサクラマス1匹をまるまる使った巨大な丼は中華風の味付けでさっぱりと仕上がっています。
また、地元の生ウニを使った出汁で食べるお鍋。まったりとした甘さと口の中でほぐれる食感が楽しめます。この「淡路島サクラマス」を使った丼と鍋は、5月まで南あわじ市内の20店舗で提供されます。