タコの旬到来!海ではアメフラシが大量発生

2019-7-8
海と日本PROJECT in ひょうご

明石市が誇るタコの漁がピークを迎えています。しかし、去年、歴史的な不漁を記録。 今シーズンの、漁獲量が注目されていますがタコの生育に影響を与えるかもしれない生き物が大量発生しているということで取材しました。

明石だこの旬の時期にあたる「半夏生」を迎え、活気づく明石市。明石市では、全国一のマダコの水揚げ量を誇っていましたが、去年は、夏の漁獲量は例年に比べおよそ5分の1と歴史的な不漁を記録しました。

注目が集まることしの漁獲量。 明石市によりますと、出だしの漁獲は上々だということですが、海では、アメフラシが大量発生する異常事態となっています。

専門家によりますと、アメフラシは、通常水深3メートルまでの浅瀬で海草などを食べ、春から夏にかけ黄色いソーメンのような卵を産むということで、水温が上がるこれからの時期は個体数が減るとしています。

この日はアメフラシの大量発生を受け、明石市の東二見漁協の底引き網漁に専門家も同行し、現状を視察しました。 大量のアメフラシが確認されたのは5月中旬頃からで、アメフラシとともに、茎だけが残されたワカメが引き上げられています。

明石市では、海の栄養分が減っているとして、一部の下水処理場で管理運転を行い、海に流す水の窒素濃度を高めるなど、豊かな海作りのための試みを進めています。

東二見漁協によりますと、大量発生していたアメフラシは先週ごろから徐々に数が減り、今では網にかからなくなったそうです。 しかし、漁師の方々からは、これからのタコ漁に影響が出ないか不安の声が寄せられているということです。

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