レポート ひょうご・おたる運河調査隊2023～北海道編　DAY1 | 海と日本PROJECT in ひょうご

兵庫運河と小樽運河の歴史と環境から運河の未来を探る『ひょうご・おたる運河調査隊2023』のおたる編が開催されました。港町として栄えてきた小樽と神戸の街。その発展を支えてきたのが『運河』でした。運河のおかげで街が栄え、海と人間の生活が密接に結びついた反面そのせいで運河の水が汚れ、生態系が壊れてしまった歴史もあります。北海道と兵庫県の小学生が、文化・歴史を学びながら、いかに人間の生活・行いが生物環境へ影響を与えるかを学びます。

★小樽編DAY1　8月25日（金）

およそ１か月ぶりに、兵庫チームが伊丹空港に集合！

いざ小樽へ出発―！

まずは兵庫チームのみで、小樽市総合博物館で小樽運河の歴史と現状について、館長の石川さんにお話を聞きました。小樽運河の成り立ちや作られ方、そして変遷、現在の小樽運河の役割などについて学びました。

その後、小樽運河をボランティアの方から案内を受けながら約2.2kmを散策。運河に注ぐ３つの川のうち、「色内川」「手宮仲川」の流入口などを調査しました。運河にはイワシなどの小さな魚がたくさん泳いでいました。

夕方に小樽チームが合流！みんな揃って開会式を行いました。久々に元気で揃うことができ、みんなで夕食を楽しみました。

夕食後に再度運河へ向かい、小樽運河クルーズへ！船上からは北海製罐の新旧の建物や新鮮な海の幸が集まる卸売市場、古くからあるレンガ造りの建物などを見ることができ、その歴史と現在観光地として栄えている小樽（小樽運河）の特徴などを学びました。