★小樽編DAY2 8月26日(土)
2日目の今日は、小樽運河の清掃活動からスタート。CanalCreanTeamの皆さんと一緒に、運河と散策路の2手に分かれて清掃活動を行いました。散策路のゴミは比較的少なかったですが、それでも空き缶やプラスチックの破片、紐のようなものなどが見つかりました。運河チームも空き缶やペットボトルなどのゴミを拾いました。いずれも、普段からボランティアの皆さんが協力して清掃していることもあり、比較的綺麗だと感じました。
朝食・休憩をはさみ、お次は運河の底質・水質を調査。プランクトンネットの引きあげ、採水、CTD観測を実施しました。子どもたちは熱心に水温や塩分などを記録。また、水中カメラにうつる魚の様子に驚いた様子でした。採取した水や泥は、このあとさらに分析を行います。
その後向かったみなと資料館では模型やパネルを見ながら、北防波堤建設から始まった小樽の築港の歴史を学びました。当時の先端技術によってつくられた防波堤により、小樽港ができ、栄えたことに感心している様子でした。
また、みなと資料館と北海道立総合研究機構では運河で採取したプランクトンや水、泥の分析も行いました。子どもたちは顕微鏡に映るプランクトンの様子に目をキラキラさせながら、丁寧にイラストを描きメモをとりました。また採取した水をエリアごとに確認したところ、海に近い場所ほどプランクトンの量が多いこと、塩分量が多いことを確認できました。泥の分析では北浜橋・中央橋・東小樽海水浴場の泥の汚れ具合などを調べました。
昼食のあとはおたる水族館へ!まずは館内を巡りながら海の生き物観察です。北の魚を観察し、特徴や生態系を学びました。その後、兵庫編で制作したアミノ酸コンクリートを館内のプールに設置しました。
磯に移動し、海で安全に遊ぶために知っておく必要のある方法・対策を実践形式で学んだあとは、藻場でいきもの調査を実施。小さなカニや二枚貝、おこぜなどを収集しました。安全に磯あそびなどを行い、海の豊かさにふれあいました。
夜は、北海道の海の幸「ホタテ貝の釣り」に挑戦しました。そのあとは、北海道の郷土料理 ジンギスカンをいただきました。
夜の振り返り学習の様子です。