宍粟市の養殖場で淡水だけで育てたサーモンが26日、お披露目され、神戸で関係者に向けた試食会が開かれました。
神戸市内で開かれた試食会には漁業や飲食業の関係者などおよそ30人が参加しました。
今回お披露目された「味優留(あいする)サーモン」は3年前、兵庫県産のサーモンを育てようと宍粟市で養殖を開始。 去年は西日本豪雨の影響で、15万匹いた稚魚が3万匹まで減少しましたが、残った魚が育てられ、来月から市場に出荷できるようになりました。
味優留サーモンは海水ではなく淡水で養殖されるため、特有の臭みが少ないのが特徴で、26日は刺し身や寿司などに調理されたものが振る舞われました。
味優留サーモンは来月から出荷が始まり、ことしは5000匹が市場に出回る予定で、今後、純兵庫県産のサーモンとしてブランド化を目指します。