淡路市では海の安全を守る「運用管制官」に着任した2人の女性が正式にデビューを果たしました。
淡路市の「大阪湾海上交通センター」では海上保安学校に新設された専門課程をこの春卒業し、現場研修を終えた1期生の2人が「運用管制官」としての認定証を受け取りました。
「運用管制官」は、海上保安官の職種の1つで、船舶に情報提供を行い、海難事故を未然に防ぐことが主な業務です。
「大阪湾海上交通センター」が担当する明石海峡航路は、周辺でイカナゴ漁やシラス漁などが盛んな日本有数の主要航路とされ、1日でおよそ600隻の船舶が行き交います。
認定証を受け取った2人は早速、レーダーや目視で船舶の監視業務にあたっていました。 2人はこれから他の職員とともに24時間体制で海の安全を守ります。
ひとこと
“海の安全を守る”と聞くと、ライフセーバーや海猿で知られる潜水士などが思い浮かぶ。今回2名の女性がデビューを果たした運用管制官は、安全な航路を確保し、海難事故を未然に防ぐことを主に行っている。たくさんの人が関わって、地元の名産を守ることにも繋がっているのだと感じた。