勇壮な手こぎ船のレースで知られる「相生ペーロン祭」が26日、開催されました。
「相生ペーロン祭」は、毎年5月の最終週に開かれ、播州地方に初夏の訪れを告げる恒例の行事です。
ペーロンは、中国の船「白龍(パイロン)」がなまったものと言われ、兵庫県相生市では大正時代に旧播磨造船所の従業員らが始めたとされます。
2019年のペーロン競漕には県内外から71チームが出場。
レースでは、1つの船につき32人が乗り込み、勇ましい太鼓やどらのリズムに合わせて、片道300メートルのコースを1往復から1往復半してスピードを競いました。
参加者たちは、一糸乱れぬ動きで船をこぎ、爽やかな汗を流していました。