人口減少に悩む南あわじ市の離島・沼島で初めてとなるカフェがオープンしました。
兵庫県最南端の島、沼島。 周囲わずか10キロにも満たない小さな島で445人が生活しています。
主な産業は漁業。ハモのシーズン中は多くの観光客が訪れますが、高齢化が進み、民宿や飲食店は数軒しかなく、年間を通じて、いかに人を呼び込むかが課題となっています。そんな中、先月沼島に初めてのカフェがオープンしました。
カフェを営む川勝惠さん。川勝さんの出身地は京都市。 川勝さんが初めて沼島を訪れたのは2013年の秋。すっかり魅了され、2016年春から地域おこし協力隊として沼島で活動。
ことしの春に協力隊の期間満了と観光案内所「吉甚」の民営化が重なり、「吉甚バッタリ・カフェ」を開店。 お土産ものを販売したり、観光地を案内したりと忙しい日々が始まりました。オリジナルメニューの考案も大事な仕事の一つです。 国生み神話に基づいて考案したオリジナルメニューも好評です。
沼島にオープンしたばかりのカフェ。 沼島の人と観光客とを結ぶ新しい観光スポットとして期待が高まります。