「日本一の里山」と呼ばれている川西市黒川地区で、NPO法人ひょうご森の倶楽部と全日本サーフキャスティング連盟兵庫協会が合同でクヌギの植樹活動を行いました。
※川西市黒川地区は今も生業としての炭焼きが行われ里山が利用されていることから「日本一の里山」と呼ばれています。
「森は海の恋人」をキャッチフレーズにしたこの活動は今年で13回目となりました。
あいにく雨天となりましたが、それほど大きな降りにはならず、準備していた苗木100本の植樹と、昨年まで植樹した場所のササ、ススキ等の下刈り作業を予定どおり実施することができました。
日時:3月14日(土) 9:30~14:30
場所:川西市黒川地区
参加者数:ひょうご森の倶楽部 8名、全日本サーフキャスティング連盟兵庫協会 23名
※NPO法人ひょうご森の倶楽部 兵庫県下20か所で定期的に活動している森林ボランティア団体。
川西市黒川地区では2001年(平成13年)から活動しており、菊炭生産者今西学氏と連携しながら、菊炭の原料となるクヌギ林の整備等を行っている。全日本サーフキャスティング連盟兵庫協会が川西市黒川地区で活動を始められて以来、その活動を支援している。
※全日本サーフキャスティング連盟兵庫協会 投げ釣り愛好者の団体。豊かな森づくりが豊かな海を育てることにつながることから、川西市黒川地区でクヌギの植樹活動を13年前(平成20年)から行っている。
3月14日の活動内容
クヌギ植樹活動
この地特有の景観を作る台場クヌギの周りで、菊炭の原木となるクヌギの苗木を100本植樹しました。全日本サーフキャスティング連盟兵庫協会のメンバーは日頃の釣竿を唐鍬(トウグワ)に持ち替えての活動です。
植樹地の下刈り 2年前・3年前に植樹したエリアの下草刈り(苗木の成長を阻害するササやススキなどの刈り取り作業)を行いました。苗木の周りだけを刈る坪刈りの予定でしたが、みなさん熱心で、エリアの全面を刈り取りました。
午後には雨も上がり、予定していた活動をすべて終えることができました。今回植えた木々が10年、20年後には大きく葉を繁らせ、海に栄養をもたらすことを期待します。