明石市で獲れた魚と触れ合ったり、海の恵みをあじわう「明石浦魚(うお)祭り」が8月25日に明石浦漁協で行われ、家族連れらおよそ2500人が訪れてにぎわいました。この催しは明石浦漁協が地元の魚に接することで、多くの人に海を豊かにする取り組みを知ってもらおうと今回初めて開いたものです。
会場には新鮮な魚の販売コーナーや、プールでの魚釣りやタコ釣りを楽しめるコーナー、タコ天・穴子丼などがそろった飲食エリアなどが立ち並びましたが、最も人気を集めたのがプールの中で魚と遊ぶコーナーです。エイやアナゴ、小型のサメを放してあるプールの中では、こどもたちが歓声をあげながら魚を追いかけたり、触ったりしていました。
また、豊かな海を学習するコーナーでは、海を豊かにするための「かいぼり」や「海底耕うん」などの取り組みがパネル展示されたほか、兵庫県が公募して作成した海の環境を考える紙芝居「アマモのもりへのぼうけん」の読み聞かせも行われました。