新型コロナの影響で2020年は海の家などが開設されないことが決まった須磨海岸で25日、警察と消防が共同で水難救助訓練を実施しました。
25日は須磨警察署から20人、消防署から7人の職員が参加、救助用のゴムボートの操船の基本操作を確認しました。
訓練は、海水浴客が砂浜から20メートルほどの沖でおぼれたという設定で行われ、参加者らは浜からゴムボートを運び、素早く溺れた人を海から引き揚げたあと、担架で安全な場所へ搬送しました。
2020年は学生ボランティアが頼りのライフセーバーも夏休み期間が短縮される影響で例年のような活動ができず、水難事故が起こった時には地元警察や消防の救助活動が不可欠となっています。
市では水の事故を防ぐため2020年の須磨海岸では遊泳せず波打ち際で遊ぶ程度にしてほしいと訴えています。
ひとこと
新型感染症の影響を受けたと言えど、夏休みシーズンの海には多くの人が訪れると思う。夏の海は楽しい分危険を多く伴うため、ライフセーバーだけでなく海水浴客への注意も必要だと感じた。