勇壮な手こぎ船のレースで人気を集める相生ペーロン祭が新型コロナウイルス感染拡大の影響で初めて中止を決めました。
兵庫県相生市などは5月22日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため5月末に予定されていた祭りを中止すると発表しました。
1963年から毎年、5月の最終週に開催されてきた相生ペーロン祭。
1つの船に32人が乗り込んで一糸乱れぬ動きで船をこぎ、速さを競い合う勇壮な姿は播州地方に初夏の訪れを告げる恒例行事として親しまれてきました。
新型インフルエンザが猛威をふるった2009年などに開催を延期したことはあったものの、すべての催しが中止となるのは今回が初めてだということです。