神戸の海を周遊する観光船「コンチェルト」は、新型コロナウイルスの感染対策を取りながら営業を再開しています。
神戸ハーバーランドを起点に食事などを提供しながら神戸港を回る観光船「コンチェルト」。 緊急事態宣言を受けて運休し、繁忙期のゴールデンウイークに営業できなかったことで売り上げは2019年に比べおよそ9割減少しました。
5月30日からは、船内の席数を減らすことやチケット窓口にパーテーションを設置するなど、感染対策を取りながら運行を再開。 また、2秒ほどで体温を測ることができるサーモグラフィーを10日から導入し、利用客も安心して船旅を楽しむことができます。
6月中は個人客が中心で、売り上げはまだ休業前の3割ほどだという事ですがコンチェルトでは7月以降、団体客などの需要を増やしていきたいとしています。
ひとこと
コロナウイルスの対策が厳重になり、以前のクルーズとは違ったものになると思う。でもこの期間に旅行や外食に行けなかった分、海の上で景色を見ながら食事ができるという非日常を手軽に感じられる点で、需要が高まっていくのではないだろうか。