リニューアル工事を終えた兵庫県神戸市立博物館では厳選した151点を展示する特別展が開かれています。
1935年・昭和10年に横浜正金銀行神戸支店として建てられた神戸市立博物館は、正面に円柱が並ぶ優雅な佇まいから昭和初期の名建築と言われ国の有形文化財に登録されています。
2018年2月から始まった老朽化に伴う改修工事をようやく終えた博物館では2019年11月からリニューアル記念展が始まり多くの人で賑わっています。
こちらは1855年頃、江戸時代後期に大量生産するために日本で初めて木版印刷によって作られた地球儀。
一方、重要文化財に指定されている南蛮屏風は17世紀初期に描かれた作品で、色彩豊かな作品からは当時の異国文化への驚きがうかがえます。
また、こちらは近代アメリカの街並みに見えますが、1878年・明治11年頃の神戸の街並みです。
リニューアル記念名品展では、博物館が所蔵する7万点ものコレクションの中から、選りすぐりの151点が展示されています。
神戸市立博物館リニューアル記念名品展は12月22日まで開催されます。