フランスの科学探査船「タラ号」がきょう神戸港に初入港しました。
多くの市民の歓迎を受け神戸港に姿を見せたのは…フランスのファッションブランドアニエスベーがサポートする科学探査船「タラ号」です。
開港150年を迎える神戸港に初入港した「タラ号」の乗組員たちは、大使を務める北野武さんと記念撮影したり市が主催するセレモニーに参加。市民らとの触れ合いを楽しんでいました。
2003年から海洋調査に取り組む「タラ号」は、キッチンや船室のほか実験室を完備した科学探査船でこれまで北極の氷の調査やプランクトンの研究などを行ってきました。
今回は、サンゴ礁の生物多様性を調査する目的で去年5月にフランスを出航。そのプロジェクトの一環で小笠原諸島や福岡を経由しきょう神戸港に入港しました。
「タラ号」は今月6日まで5日間神戸港に停泊し市民向けの乗船体験やセミナーが開催される予定です。