5月の最終水曜日は、「カワウソ」の保全について啓発する「世界カワウソの日」です。 神戸市の神戸どうぶつ王国では、これを記念した特別イベントが開かれました。
神戸・ポートアイランドの神戸どうぶつ王国では、コツメカワウソ2頭を飼育しています。
愛らしい姿で人気のカワウソですが、最近は、森林破壊やペットブームによる乱獲が原因で野生の個体数が減少し、絶滅の危機にひんしています。
こうした現状を広く知ってもらおうと、イギリスの動物保護団体が毎年5月の最終水曜日を「世界カワウソの日」に制定。29日の記念イベントでは、訪れた人たちが飼育員からカワウソの生態や保全の大切さについて説明を受けました。
神戸どうぶつ王国では、今後も様々な野生動物の現状を伝え、種の保全につなげたいとしています。