レポート
2019.07.25

花火大会を前に神戸海上保安部 夜間運航の注意を呼びかけ

近年、海の上から花火大会を楽しもうと集まるプレジャーボートの接触事故などが相次いでいることを受け、神戸海上保安部は、夜間運航の注意を呼びかけています。

兵庫県内ではこの夏、神戸港や芦屋浜、姫路など多くの地域で海上花火大会の開催が予定されていて、神戸海上保安部は夜のパトロールを行うなど、警戒を強めています。

夜の海は暗闇に包まれ、すれ違う他の船も、街明かりと同化して見落としがちとなり接触事故などの危険性も高まります。

海上花火大会では、3年前にプレジャーボートが神戸港の防波堤に衝突して3人が重傷、5人が軽傷となったほか、西宮市でも2015年に9人が重軽傷を負うなど事故が相次いでいます。

ことしは、一部の防波堤で撤去工事が行われているため、普段慣れている人でも一層の注意が必要だということです。

神戸海上保安部では、相次ぐ船舶の事故を受け、船での見物を自粛するよう呼びかけています。

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