淡路島の夏の味覚ハモの豊漁と商売繁盛を祈願する「鱧供養祭」が兵庫県南あわじ市で開かれました。
「鱧供養祭」は、ハモのシーズン到来に合わせて、地元の旅館や観光施設などでつくる「灘・沼島観光ふるさと会」が毎年開催している恒例行事です。
南あわじ市沼島の西光寺で開かれた供養祭では、守本市長や漁業関係者などおよそ20人が参列し、ハモの豊漁や商売繁盛を祈願しました。
2019年は、18年ぶりの大雨だったものの、供養祭のあとには船で沼島沖に移動し、体長およそ1メートル20センチのハモを海に放流。 その後、開かれた試食会では、淡路島のタマネギなどと煮るが振る舞われました。
沼島のハモは、皮がやわらかく、身が甘いのが特徴だということで、参加者は夏の味覚を堪能しました。 南あわじ市・沼島のハモは、8月末頃まで楽しめるということです。